1992年2月創業者であるリッカルド・クロン博士は、優れた300B真空管の製造技術を持つAlesa Vaic社と製造協定を結び、真空管の製造を始めました。

 当初は高級アンプメーカーのアップグレードオプションのOEM研究施設でしたが、1994年歴史的マルコニーバルブのリメイクに成功し、真空管メーカーとして第一歩をスタートしました。1999年、リバースハイブリッドデザインのハイエンド・アンプを含む製品ラインナップを発表。

 2000年11月、KRオーディオエレクトロニクス社はチェコ共和国のプラハで、正式に高級オーディオメーカーとしてビジネスを開始しました。

そのクロン博士の真空管に対する思想「熟練工による手作り」は単に高音質への追求だけでなく、高信頼性への拘りであり、大量生産品との差別化を探求するもので、製品に実践され続けています。また、アンプの最終段に真空管を使うというKRのデザインコンセプトは、これまでの古典的な真空管アンプやソリッドステートアンプとは一線を画すものであり、リスナーに驚きと感動を与えています。

 KRオーディオエレクトロニクス社は、真空管とアンプ設計の世界的リーダーになるために、さらなる開発を進めていきます。




■真空管インテグレーテッドアンプ


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